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ゆらめく五六のあかり

19時から岡本町公園にて、
予定通り五六のあかりが開催されます。
台風が近づいて来てますが、まだ天気は持ちそうです。
そろそろ暗くなって来ました。
ほのかな灯りが浮かぶのももうすぐです。


風が強い中ですので、
皆様、気をつけておいてお越しください。
感染症対策にも、重ね重ね御協力お願い申し上げます。


ゆらめく五六のあかり

20時を過ぎて、辺りも暗くなり、風も涼やかになって来ました。
五六のあかり、竹灯籠は本当に美しくあたたかさを灯してくれています。
来てくださった方々は思い思いにスマホやプロかな?と思うような撮影機材を手に幻想的な雰囲気の竹灯籠を撮っておられました。やはり、灯りあるところに人は集まるのでしょうね。

 

前ブログで竹灯籠が出来るまでの製作過程を紹介させて頂きました。竹灯籠といえば、言わずもがな必要不可欠な竹取り。そのボランティアに参加して下さった方が、五六のあかりを見に来られていました。嬉しそうな表情で五六のあかりを見ながら、「やっぱり綺麗やなぁ。あの竹、取りに行った時は大雨でカッパ着て、びしょびしょなったけどなぁ。竹は重いし、まぁ大変や。せやけど、(今日は)雨も降らんで良かったなぁ。暑さもマシやし。まぁ良かったな。」とニコニコ顔で話をしてくださいました。優しいお人柄がにじみ出ておられました。本当に本当に、たくさんの方々のご協力なしには枚方宿・五六のあかりは開催できないのですね。ボランティアの皆様の姿勢に頭が下がります。ありがとうございました。

緊急事態宣言下の枚方において五六のあかりが開催でき、多数の方々にお越しいただきました。特にお子様と一緒に、ご家族で来られた方々が多く印象的でした。その小さなお子様達、皆さんがきちんと入場口で両手を差し出してくれました。感染症対策が必要だとわかっているのです。どの子も嫌がることなく、小さな手のひらを上に向けアルコール消毒をしてくれました。この1年半で周りの方々から教わり、見よう見まねで手を消毒するようになったのでしょう。緊張な面持ちで公園内に入ったお子様達でしたが、興味深々に顔を竹灯籠に近づけたり、竹灯籠の間をS字に歩いたり、広場で踊ったりと、とても楽しそうに過ごしている様子に、五六のあかりが持つ癒しを感じました。いつの時代も何かしらの変化を伴うものですが、五六のあかりが皆様の夏の楽しみとなり、また良き思い出として心に残って頂ければ幸いです。来年も五六のあかりが灯されるよう願いつつ感謝の言葉とさせて頂きます。

ありがとうございました。